観る・学ぶ【民話】
滝の拝
更新日:2019.03.02
観る・学ぶ【民話】
滝の拝
更新日:2019.03.02

支流小川にあって川床すべてが床岩で大小さまざまな奇形の岩穴(ポットホール)があり、 中央には滝があります。夏には滝壷に鮎が密集し、それを素針にてかけるのに連日釣り人でにぎわいます。また毎年7月には滝の岸壁に無数のボウズハゼやヨシノボリがよじ登っているのを見かけることがあります。
大小の岩穴は「ポットホール」と呼ばれ、河床などのくぼみに石が入り込み、水流により回転しながらくぼみ部分を削っていくことで円形の穴が出来たものです。

【民話】 瀧之拝 太郎

昔、滝の拝に瀧之拝太郎という侍が住んでいました。
太郎は神様に願掛けして、刀で岩に穴を掘っていましたが、999個の穴を掘ったとき、誤って刀を滝に落としてしまいました。
太郎は、刀を探しに滝壺に飛び込み、7日経っても帰りませんでした。
家族も村人も、太郎は死んだものだと7日法要を営む最中に、太郎がひょっこり姿を現しました。
太郎が語るところによれば、滝壺には宮殿があり、そこに住む滝の主の姫から歓待を受けたというのです。
太郎が家に帰ろうとすると姫は、落とした刀と丸い石を土産に持たせてくれました。
それから以後、滝壺で雷のようにゴロゴロとなっていた音は止んだということです。
滝の拝には、滝の主を祀った金比羅神社があり、境内には太郎が持ち帰った丸石が置かれています。

トントン釣り

6月中旬を過ぎれば、古座川支流の小川「滝の拝」では鮎のトントン釣り(組合員のみ)が始まります。解
トントン釣りとは川の浸食で凹凸になった滝の拝の地形を利用した漁法で、餌やおとりを使わないで道糸におもりと錨型の3本針を2、3本つけただけの紙替えで、竿の上下で鮎を引っかけ、釣り上げます。その際、おもりが川底をトントンたたくことから名付けられたそうです。

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和歌山県東牟婁郡古座川町小川
駐車場あり 10台
紀伊本線「古座」駅から車で30分

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