一枚岩
[国指定の天然記念物]
いちまいいわ
国の天然記念物に指定されている、高さ約100m、幅約500mの一枚の巨岩。 周りの風物を圧して川淵からそそり立つ姿は重厚の一言。 ※国の天然記念物に指定されたのは1941年(昭和16年)12月13日。
また、一枚の岩盤としては日本最大級の大きさとされています。
[道の駅一枚岩monolith]では、一枚岩を一望できる絶好のロケーションで食事を楽しめます。
一枚岩の目の前にある道の駅[道の駅一枚岩monolith(モノリス)]では、ジビエなどの古座川町の特産品を使ったランチ・カフェメニューを店内でお召し上がり頂けます。
道の駅一枚岩 monolith
桜
キイジョウロウホトトギス
桜や紅葉、セッコク、キイジョウロウホトトギスなどの花が咲き、四季折々の景観を楽しめます。
キイジョウロウホトトギスは紀伊半島南部だけに自生する、絶滅危惧種にも指定される希少な花になります。(開花時期:10月頃)
道の駅一枚岩monolithの道路を挟んだ向かいの岩壁にも数多く自生し、地元の人々に大切に保全されています。
[民話]一枚岩の守り犬
その昔、太地には岩が大好物の魔物が住んでいました。魔物は岩が連なる古座川にやってきて、次々と岩を食べて行きました。巨大な一枚岩に嚙みつこうとした時に、村の猟犬が襲いかかりました。犬が嫌いな魔物は一目散に逃げ出し、一枚岩は守られました。一枚岩の中央に凹みが縦に走っているのは、魔物の歯型だと言われています。また、雨が降り続いた時に一枚岩に流れ落ちる「陰陽の滝」は、魔物が流した悔し涙だそうです。
4月19日前後と8月25日前後の夕方5時頃には、犬の形をした影が一枚岩に浮かび上がり、伝説を再現してくれます。町の人々は今もその犬を「一枚岩の守り犬」と呼んでいます。
和歌山県古座川町360°VR TOURISM
古座川町を360°旅できるVR映像のダイジェスト版です。一枚岩を上空から観ることができます。